Belzonaの金属補修用複合材とエポキシコーティング材は、タンク底のシール、エロージョン・コロージョン保護、低温接着、漏れのシールなどの貯蔵タンクのメンテナンス用に特に開発しました。 Belzonaの冷間硬化材は高温作業を不要にしますので、メンテナンスを安全にかつ容易に行えます。 弊社の髙強度エポキシコンクリート補修用複合材は流出防止目的の二次設備と損傷を受けたコンクリートを素早く修復し、同時に耐薬品性、耐衝撃性と、圧縮強さも与えます。
タンク内部の補修と保護
内部でエロージョン・コロージョンや化学腐食に浸食された貯蔵タンクはBelzonaの高分子補修材とコーティング材で素早く補修でき、これらの製品はGRP、FRP、鋼鉄、コンクリートなどの多くの建築材に接着します。
Belzonaの製品には次のような特徴があります。
- Belzona 1221 (スーパーEメタル)やBelzona 1212などの急速硬化材では、タンクの漏れ補修と冷間当て板接着補修が直ちにできる
- コンクリートや鋼面に恒久的な補修を施せる
- ガラスフレーク、ゴムライニング、またはエポキシライニングなど、既存のライニングを補修できる
- 長期にわたるエロージョン・コロージョン耐性、耐薬品性を、Belzona 1391 (セラミックHT) やBelzona 5811 (イマージョングレード) などの髙強度エポキシコーティング材で施せる
- スプレー塗布式、急速硬化型で極めて耐久性に優れた素材で、運転休止時間と外部保管コストを削減できる
- Belzona 4351では耐薬品性で静電気防止型のコーティングを施し、静電気を非常に帯電し易い場所を保護できる
外部タンクの補修と保護
Belzonaのエポキシ複合材とコーティング材は貯蔵タンクとプロセス容器に外部保護を施すよう特に開発され、これらは高温機器にも現場塗布できます。 弊社製品は優れた接着強度を持つため機器をタンク外部に低温接着でき、高温作業が不要です。 Belzonaのタンク外部用ソリューションには次のような特徴があります。
- スプレー塗布式の耐食性エポキシコーティング材にはBelzona 5111 (セラミッククラッディング) などがあり、タンクの外面にクリーニングが容易で長持ちする耐防食を施す
- 髙接着性エポキシ複合材には高度なケレンが不要なBelzona 1212などがあり、当て板接着補修でタンクの完全性を修復し、またウィンドブレーカー、消火用全面散水システム、ブラケット、支持などの外部機器を接着する
- タンク底を「通気性のある」無溶剤のBelzona 3111 (フレキシブルメンブレン) などのコーティング材でシールすると、タンク底への水侵入を防ぎながら、湿気を逃がす
- さらに、BelzonaはISO準拠の複合材パッチを、Belzona SuperWrap IIとして提供。 これらの補修はISO 24817またはASME PCC-2準拠で設計、塗布でき、計算された圧力保持力のパッチ補修が可能
流出防止目的の二次設備の補修と保護
流出防止目的の二次設備の損傷を受けたコンクリート床や壁はBelzonaのコンクリート補修用複合材で素早く補修でき、これらの製品は復旧時間を短縮し、優れた圧縮強さ、良好な耐衝撃性、コンクリートへの優れた接着性を示します。 Belzona 4311 (マグマCR1) やBelzona 4341 (マグマCR4) などの耐薬品性コーティング材は、酸やアルカリなど様々な物質に対して、高温でも長期に渡って耐薬品性をもたらします。 さらに、Belzona 4361は、その下のコンクリートが割れても状態を保ちますので、化学物質流出防止設備の保護に最適です。 この製品は様々な化学薬品・化学物質に対して柔軟性を保ち、耐性があるので、コーティングの一体性を損なうことなくひび割れを覆います。 Belzonaの多機能耐薬品性ライニングはハケまたはスプレー工具で塗布できますので、塗布時間を節約し、復旧時間をさらに短縮します。
Belzonaの流出防止目的の二次設備に対するソリューションには次のような特徴があります。
- 摩耗しにくいコンクリート補修用複合材は損傷を充填し、劣化箇所を表面再生
- Belzona 4151 (マグマクオーツ樹脂) などの注入可能なエポキシ樹脂は、ひび割れの充填、グラウト充填、シム、機器の接着に理想的
- Belzona 4141 (マグマビルド) などの軽量コンクリート補修用複合材は垂直面の補修に最適で、硬化中に型枠や支持は不要
- スプレーやハケで塗布する急速硬化型のエポキシコーティング材は多岐にわたる化学薬品・化学物質に様々な温度で耐薬品性を付与するように特に開発
- 流出防止目的の二次設備内部に安全グリップや歩行帯を作る安全グリップシステム